使用目的に合わせる

目的に合わせて、プログラミング言語を選ぶといいでしょう。 例えばプログラムを自分で変更やメンテナスしたい場合は、自分が分かるプログラミング言語で開発できないかソフトハウスに相談することをお勧めします。 納品後に勝手にプログラムを変更しまった場合、まれではありますが著作権でトラブルになる可能性もあります。 著作権については、著作権のページで説明をさせていただきます。

エンジニアは、自分の得意なプログラミング言語を選ぶ傾向があります。 ソフトウェアが出来上がってから、「このプログラミング言語じゃないんだよな」と言っても、残された方法はプログラムの作り直ししかありません。 仕様外のプログラミング言語を使ってしまった場合は、ソフトハウスに非がありますので作り直しを主張してもいいかも知れません。 しかし要望を伝え忘れた場合は、お金を出して作り直してもらうこととなります。

エンジニアにプログラムの作成を依頼する場合は、プログラミング言語について問合せましょう。 プログラムング言語の提案を受けた場合は、その言語を選ぶ理由と将来性をしっかり確認すると安心です。

目的別プログラム言語の選択.

試作
多くのソフトハウスは、仕様が決まらないとソフトウェアが作れないといいます。 本来のシステムエンジニアの仕事はお客様の希望を伺い、システムを提案する職種なのですが、なかなかそのレベルのシステムエンジニアが少なくなった感じがします。 そう言ってもお客様もシステム設計の専門家ではありませんので、仕様を作ることは多くの時間を要してしまいます。

ティアーズコンピュータでは仕様作成が難しい、確定しにくいお客様には、試作を提案します。 結果を探りながらソフトウェア作りたいというときなどは、試作を行ってプログラムのアウトラインを決める方法がベストと考えます。 使用するプログラム言語は、比較的分かりやすいVisual Basic for Applications(VBA)を使い、お客様のイメージを膨らませます。

VBAは細かい制御を得意としません。 しかしながら、画面のイメージや操作性を実際の動作を見ることにより、仕様が固めることができます。 仕様がはっきりしない状態で設計を行い、出来上がった後に手直しする方法もありますが、変更コストが大きくなる場合もありますので、試作が良いのではないかと考えます。
コストを抑える
従来の計測は、計測装置から出力されたアナログ値をデジタル変換し、結果をグラフや数値変換してきました。 近年の計測装置は、結果をCSV形式などテキストでファイル保存する機器があります。 サンプリングのタイミングもソフトウェアで制御する必要がなくなり、正確な値を取得できるようになりました。

この様な形で取得できた結果をグラフ化する場合は、グラフ化する部分だけをMicrosoft Excelを使うことでコストを抑えることができます。 ExcelにはVBAが標準で付属していますので、VBAで計測装置からのデータを自動で取得することができますし、Excelのグラフ描画も得意なアプリケーションです。

従来からBasicという名称がつくプログラミング言語を能力不足とみる傾向がありますが、Basicは簡単に高機能なプログラムが作れる優れた言語です。 ただし変更が容易にできてしまいますので、配布するソフトウェアには不向きです。
製品とする
ソフトウェアを社内や部署内で使用するものではなく、第三者に配布する場合は、 使用者にプログラムを簡単に変更されないようにコンパイルができるプログラム言語を選ぶといいでしょう。

ティアーズコンピュータでは、Windows上で動作させるプログラムの場合はC#をお勧めしています。 理由はC#が分かるエンジニアがたくさんいるため、保守や仕様変更が誰でもできるという安心があります。
マイコン
マイコンの場合は、C言語を使うこととなるでしょう。 アセンブラも利用できますが、取り扱えるエンジニアのほとんどが還暦を越えていることなど、保守の観点からお勧めはできません。 プログラムの手順にあわせて命令を記述できるアセンブラ言語は、処理の速度は大いに期待できますが、保守性や将来性を考えるとお勧めはできません。

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)などのボードコンピュータは、Pythonが使えます。 Raspberry Piはマイコンというより小型のコンピュータではないかと思いますが、価格の安さと性能からマイコンとして採用されるケースもあります。

プログラミング言語の選択で困った場合は、お近くのソフトハウスに相談してください。 相談できるソフトハウスがない場合は、お気軽に弊社まで電子メールでお問い合わせください。

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